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長崎薬剤師在宅医療研究会（通称：Ｐ－ネット）とは？

長崎市では、医師を中心とした多くの医療スタッフが積極的に在宅医療に取り組んでいます。国の政策も在宅医療を積極的に推進する方向で進められており、今後も在宅での療養を希望する患者の増加が予想されている中で、我々は薬剤師の立場でチーム医療に貢献し在宅医療の一旦を担う必要性を感じています。そこで、長崎市内の薬剤師の有志が集まり、在宅医療の受け皿づくりとして機能していくことを目標に薬局間でネットワークを作りました。

活動の目的・内容

  訪問薬剤（居宅療養）管理指導等を行うことによりグループとして在宅医療の受け皿となり、他の医療スタッフによる患者への説明等の手間を省き、患者家族に対して薬剤への理解を深めていき、同時にデリバリーについても負担を軽減いたします。（在宅への薬剤の配達、管理、指導の分野を担当）また、グループ内の連携により緊急時でも対応いたします。
  実際の在宅介護の現場では、主治医、介護支援専門員、看護師、その他サービス事業者を含むチームの一員として居宅療養管理指導を提供していきます。

居宅療養管理指導では？

訪問薬剤（居宅療養）管理指導の依頼について、従来から「かかりつけ薬局」がある場合は、まず、そちらにご相談ください。しかし、「かかりつけ薬局」が訪問薬剤（居宅療養）管理指導を提供するのが困難な場合、あるいは特定の薬局が見つからない場合は、「訪問薬剤（居宅療養）管理指導依頼状」に必要事項を記入の上、下記へお問い合せください。
※依頼状は以下からダウンロードが可能となっています。

資 料

① 訪問薬剤（居宅療養）管理指導依頼状.word
② 患者相談依頼書.word
③ 訪問薬剤（居宅療養）管理指導実施までの流れ（参考例）.pdf
④ 長崎薬剤師在宅医療研究会（Ｐ－ネット）参加名簿.xls

長崎薬剤師在宅医療研究会（Ｐ-ネット）事務局
  宮崎薬局本店
〒852-8116　長崎市平和町10-1
  電話：095-844-0317
  FAX ：095-846-5938
　E-MAIL:chomiya@bronze.ocn.ne.jp
　     担当　宮崎長一郎

居宅療養管理指導のサービス内容とサービス単価

サービス内容 サービス単価
  • 薬剤師による居宅療養管理指導は保険薬局の薬剤師が行う場合と、医療機関の薬剤師が行う場合があります。どちらも医師または歯科医師の指示に基づき患者（利用者）の自宅を訪問して薬学的管理及び指導を行った場合に算定します。
  •   保険薬局の薬剤師が行う場合、少なくとも月に１回は薬学的管理指導計画を作成します。
    • ＜主なサービス内容＞
       ① 服薬管理指導
       ② 副作用の確認
       ③ 薬の使用目的の確認
       ④ 服薬効果によるQOLの確認
       ⑤ 薬剤費の削減
１）医療機関の薬剤師が行う場合
    ① 在宅の利用者に対して行う（550単位）
    ② 居住系施設入居者等に行う場合（385単位）
　　       ※ 以上算定は月２回を限度とします。
２）保険薬局の薬剤師が行う場合
    ① 在宅の利用者に対して行う（500単位）
    ② 居住系施設入居者等に行う場合（350単位）
　　       ※ 以上算定は月４回を限度とします。 　　　　　

以上 １）２）の限度回数を超え、医師の指示のもと緊急で訪問した場合は医療保険になります。